2013年7月2日火曜日

育てるということ

鎌倉で出会った ボタン屋さんの店主は 
「人の手の油や温度。。変わっていくよ」と語ってくださいました


写真の右のボタンも 時間と人の手によって 変化したものです

樹脂に塗料が塗ってあるボタンなのですが 

左の新しいボタンからは見た目も手触りも変わって
まるで金属のような錆びた風合い



ボタン屋さんに行かれたことのあるかたは 経験されたことがあると思います

箱の表に付けてある 見本のボタンから探して
そして 箱の中のボタンを選ぶ

私も最初の頃は 見本と中身の違いに驚いたこともありました
未だに やっぱり驚きます

雰囲気があるボタンを見てから 箱の中を見ると
つるつるのキラキラで   
「あ・・・何か違う。。。」と心の中でがっかりしこともありました


でもいつからか こんな風になるのが楽しみだな・・・と

ボタンに限らず 布もそうですよね
物もそうです

変化しにくいことがよかったり  変化を楽しむものもある


toaruの洋服やアクセサリーでは 

アンティーク、ヴィンテージのものもですが 
新しいボタンも 楽しみます